今年の梅雨は男性的というように、お天気が良くて爽やかな日が結構あります。去年六甲の最高峰から有馬へ魚屋道を下った時とは違って、とっても良いお天気でした。一ヶ月という時期の違いで昨年とはまた違った花を見ることが出来ました。

　　

　　ネジキの花を見たいと思っていたのですが、いつも少し時季がはずれて見ることが出来ませんでした。実と花が両方付いていたので、嬉しいなと思いました。

　　

　　今年も可愛いアリマウマノスズクサの花がいっぱい咲いていました。去年は花と実を同時に見ましたけれど、今年はそういう状態は少なかった。

　　

　　今年一番たくさん見たのはコアジサイ。日陰の物ほど色も濃くて強い香りを放っていました。

　　また、平地ではすでに花が終わっているウツギが綺麗な花を咲かせていました。コガクウツギとコゴメウツギは最後の花が残っていました。

　　

　　

　　小さなヤマムグラが可愛い花を付けていました。オオバトンボソウはまだ蕾が堅い状態でした。ハエドクソウも今年はまだ花を見せていませんでした。

　　　　

　　ナワシロイチゴは、もう少しで花が開きそうなピンクの色を見せていました。ミヤコイバラは白い花を付けていました。

　　

　　シソバタツナミソウが綺麗な紫色の花を付けていました。テイショウソウはまだ葉っぱが大きく広がったところでした。ヤマトウバナはほんのりピンクがかった白っぽい花をのぞかせていました。

　　　　

　　ウグイスカグラは赤い実を付けていました。透き通るようなら甘いと言われて味見をしました。ほんのりと甘かった。ウメモドキやヤブムラサキも薄いピンク色の花を付けていました。ヤマボウシがちょっと小さめの花を枝いっぱいに付けていました。

　　

　　

　　同じ道を通ってもその年によって見せてくれる表情は違うものです。ちょっとの時期のずれでも見える花が違ってきます。まだまだ花や木の名前がよく分かりませんけれど、少しずつ覚えていこうと思います。